経営計画

中小企業
私たちは、仕事柄たくさんの中小企業の社長との出会いがあります。
儲かっている会社、いない会社、規模の大きな会社、小さい会社の社長、創業者、2代目、未来の社長候補、女性社長、若き社長、ベテラン年配社長などの社長達です。

そこで出会った社長のうち、自分の会社の業績、資金運用を数字で正しく把握し、毎年度経営計画書をしっかり作成している社長が大変少ないことが分かりました。
多数の社長が、経営を数字で把握していないばかりか決算書も読まない、将来どうするかまたはどうしたいのかも計画していないというのが実感です。

そういう社長さんたちに聞いてみますと、経営計画書は作りたいけど、作り方がよくわからない。そんな暇がない、面倒くさいというのが実情だということがわかりました。
「経営理念・経営計画の重要性などを説く本は多くありますが、具体的にわかりやすく経営計画書の作り方、その計画をどう成し遂げていくのかを解説したものは無いし、在っても読むと眠くなる」というのが実情のようです。

未来像_ビジョン
現在、経営がどのような思想と考え方でなされているのだろうか。
会社経営は社長次第です。
社長の意識と考え方ですべて決する。

会社の成功は社長があらかじめ価値ある目標を立て、それを段階的に追って実現していく。
まさに社長の心構えの産物なのです。

その心構え、人生観、経営哲学などが会社の社風を形成していくのです。
現状が低迷状態でも、社長の考え方が変われば、明るい未来が開かれるものです。
決算時に5年後が先見され、目標を明示されていくことで、目標に向かって全社一丸となる。
それによって企業体質を強化していくことができるのです。

中期経営計画(中期目標)を持つことで自社要因(自社の商品力、営業構造)、同業他社の状況、環境要因(消費行動、顧客動向の変化)を常に考えながら経営が可能となっていく。

社長の役割は決定です

経営計画_会計事務所
会社というものは社長次第でどうにでもなります。
社長こそ会社の運命を決定的に決めてしまうものなのです。

社長が正しい決定をすれば、会社の業績は向上します。
会社経営の基本は、利益を上げて存続することです。
倒産してしまえばすべて終わりです。
だから、安定的に利益をあげ続けることができるような「事業構造」を作り出していかなくてはなりません。

「経営計画」はそれを成し遂げるための唯一の道具なのです。

伝説の経営コンサルタント一倉定先生著「経営戦略」

会社が潰れたら、いったい誰が責任を負うのか

当然、社員は負ってくれません。
すべて社長一人が全責任を背負わなければなりません。
最終責任を負う社長が、自らの意思で決定を下すのは当然のことであります。

未来像_ビジョン
社員の立場を無視した押し付けであるからいけない。
社員の意見を尊重するべきであるという考えは一見正しいように思われます。

しかし、それは断じて間違っています。
それは「会社の経営責任がある社長」の意思と、「会社の経営責任のない社員」の意思が同等であるということです。
そんなバカげた理論はありません。

決定権とは責任を取る人しか持つことのできない権利であります。
責任を取れないものには決定権はないのであります。

社長は経営理念を持ち、それを実践するために「わが社の未来像・ビジョン」を中長期経営計画で具体的に示さねばなりません。
経営は社長一人ではできません。
社員の協力が必要なのです。
ですから「わが社の未来像・ビジョン」を具体的に示すことよって、社員に協力をお願いするわけです。

「わが社の未来像・ビジョン」とは

わが社はどんな事業を行うのか

その事業構造と規模をどうするか

社員の処遇はどうなるのか


の3つで結構です。

経営コンサルタント一倉定先生著「経営戦略」

経営計画とはわが社が生き残るための道具です

 いくらの儲けが必要なのかを数字でつかみ「利益計画」、それを成し遂げるためには、

 何を(商品)、どこに(お客様)、いくらで(価格)、誰が(営業マン)売るのか(販売計画)を決め、

 そのための資金をどうやって調達し、運用をするのか(資金運用計画)を社長自身が方針を打ち出す以外にありません。

 経営計画があると、毎月計画と実績の差をチェックできますから、打つ手を間違えないという効果がありますので大海原に航海図なしで航海にでるという手探り状態でなくなり、経営が先手を打っていけます。

経営計画書
経営計画書の具体的なメリットを具体的にあげてみると以下の通りとなります。

 儲かる事業構造ができる

 社長が、会社の問題点に気づき、手を打てる

 資金繰りに見通しが立ち、銀行などから信用されるようになる

 社員の目的意識が統一され、会社全体一丸体勢になることができる

 後継者教育ができる

 経営計画書の作成で、会社の問題点、会社の真の実態をつかむことができる

それでも経営計画書をつくらない社長へ

経営計画書を作らない理由は大きく2つ

 将来のことは、わからないのだから、経営計画書を作っても意味がない

 計画通りにいかない

だと思います。
一倉定_経営戦略
① のわからないのはおそらく売上のことだと思いますがそれ以外は実はかなりの精度でわかります。
向こう1年間の人件費、その他の経費、利息などの支出の金額はわかるのです。
要は稼ぐ金額の予測ができない、わからないのだと思います。経営計画は、稼ぐ金額はわからなくても、あげなければいけない売上額はわかります。
経営計画書は「わが社が生き残るために、いくら売上なければならないのか」を計画するものです。

② の計画通りにいかないは、計画通りにいかないから、計画が必要だということです。
計画と実績の差が何を意味しているのかが、実は大切なのです。
我が社(社長)の考えと、マーケットとのずれを表しているからで、そこに手を打てるからです。

一倉定先生著「経営戦略」

経営計画の重要性

「経営計画」の必要性と重要性は、どんな会社であろうとも、会社を経営していく上で第一に求められる必須項目です。

会社の方向性を決定付ける綿密な経営計画を立てていくことで、生産性の向上の為に行うべきことや、費用削減の洗い出し等、今まで見えなかったものが見えてきます。

我々は経営計画書の作成のお手伝いをします。

あくまでも経営計画書の作成は社長自身がしなければ何にもなりません。
どんなに見栄えの良い製本されたものを作っても他人に作らせたものでは経営計画書の作成自体が目的となってしまいそこで終わりです。

社長自身が悩んで作り計画と実績の差を確認し差がある場合はその原因を探り改めるべきことがあれば改め、計画自体に無理があれば修正しながら運用していきます。
PDCA(プラン・計画、ドウー・実行、チェック・評価、アクト・改善)の繰り返しが一番大切です。


横浜市磯子区_税理士_司法書士_小林
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